診察券に貼る訂正シールのご注文から納品まで
歯科医院さんから、いただいた診察券に貼る訂正シールの、手書き原稿入稿から、シールができあがるまでの実際の手順をお見せします。
まず、歯科医院さんから、FAXで訂正シールの見積もり依頼をいただきました。
下の写真です。赤い線は、私が入れました。
弊社では、シールの見積もり依頼のフォーム送信をご用意していますが、FAXでの見積もり依頼をご希望の方には、こちらのページに、FAX用の様式をご用意しています。プリントアウトしてお使いください。
記入していただく必要事項は、書いてありますので、質問に答える形で、順番に明記していただければ、よろしいです。
シール材料は、やぶれないもので、というご希望でした。
色の指示についてですが、今回は黒1色刷でした。黒の場合は、決まっていますが、ほかの色の場合には、「DIC番号、もしくはCMYKの10%単位の数字」で指示してください。その色を見て、インキをねります。
シール印刷のためには、シールデザインの完全イラストレーターデータが必要になります。お客様から支給していただければ、一番はやくシールができあがります。
イラストレーターのソフトをお持ちでない場合には、上の写真のように、手書きで内容を明記していただきましたら、弊社が版下を作成します。
上のように、文字のみのデザインの場合、版下データ作成代金は、1万円前後です。イラストレーターのソフトは、2024年現在で、サブスク形式での支払いになっています。
イラストレーターでの版下の作成方法は、こちらのページで、解説しています。ご自身でイラストレーターデータを作成される場合には、参考になさってください。
版下データを作成
弊社で、イラストレーターで、版下データを作成しました。
できあがりましたのが、下の写真です。
お客さんからは、書体の指示や、書体の大きさの指示はありませんでした。シール寸法と文字内容のみの指示でしたので、お客さんが書かれた手書き文字を見ながら、配置を決めて、上のように作成しました。
文字のみの版下でしたら、ご注文をいただいた営業日翌日に版下は完成します。複雑なロゴが入る、イラストが入るデザインの場合には、版下のできあがりが、営業日2日後になることもあります。
版下ができあがり、お客さんに確認していただくために、これをFAXしました。文字に間違いがないか、文字のバランスなど、お客さんからのお返事を待ちます。お客さんから「OK」のお返事をいただきましたら、このデータから版を作成します。
このお客さんは、「やりとりは、FAXでお願いします」とのご希望でしたので、FAXしました。
もしも、メールで版下データ送信をご希望されるお客さんには、そのようにします。
版の作成
上のイラストレーターデータから、印刷するための版を作成します。
版のできあがりは、午前中に「データOK」のお返事をいただきましたら、その営業日翌日です。午後に、お返事をいただきましたら、その営業日2日後になります。
版の写真は、下です。
この版で印刷します。
訂正シールを印刷します
シールを印刷しているところの写真です。
できあがりましたシールを、仕上げして包装し、ダンボール箱に入れて、宅急便で発送します。梱包は、緩衝材を極力少なくするようにしています。
納期は、通常のシールで1週間前後です。
訂正シールのように、急がれる場合には、納期を短縮して、お届するようにします。ご注文をいただいた翌日に発送ということも、印刷機械があいていれば、可能なこともあります。
シールの見積もり依頼はこちらからどうぞ。
