シールについて

シールは、何秒見られるか

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 「シール印刷の会社
です」と言うと、「シールは、どういうところで使われているんですか」とよく質問されます。でも、スーパーマーケットに行けば、必ず商品にシールが貼ってあるはずなんです。どの商品にも1枚も、シールが貼られていないスーパーはないと思います。それなのに、こういう質問が出るということは、みんなシールを見ていることを、まったく意識していないということになります。


 スーパーで買い物をしながら、1枚のシールを見る時間は、1秒もないと思います。それで、無意識のうちに、「気になるな」とか「欲しいな」とか判断しているわけです。ですから、シールは、パッと見ただけで何か分かるデザインにしておかないと、意味がありません。


 シールのデザインを描く場合、凝りたがる人がいますが、それは自己満足になります。シールを見た人が分からなければ、だめなんです。


 思い出すエピソードがあります。私が子供の頃に、アニメの「一休さん」を見ていた時です。将軍が、「美しい独楽を持ってきなさい」と言います。回るこまです。一休さん以外の人は、独楽の表面に、鶴とかきれいな絵を描いた独楽を持ってきます。一休さんの独楽は、特にきれいなデザインではありませんでした。でも、独楽をまわした時に、一休さんの独楽は、とてもきれいな色が出るようになっていたのです。他の人は、独楽をまわすときれいなデザインが見えなくなっていました。子供の時に、この話を見て感心して、今でも覚えています。要するに、どういう状況で見られるのかを考えてデザインしなければいけないということです。

 シールも必ずどこかに貼るわけですから、シールを貼った状態で、それを見る人がどう感じるかが大切です。
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尚英印刷(しょうえいいんさつ)株式会社
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